ニュースリリース

キューコーリースと九電工
九州全域で太陽光発電施設に特化した共同事業を開始

2013年02月27日

株式会社キューコーリース
株式会社九電工

 株式会社キューコーリース(本社:福岡県福岡市、社長:後藤 和雄)と株式会社九電工(本社:福岡県福岡市、社長:橋田 紘一)は、両社出資の特別目的会社(以下、「SPC」)を設立し、太陽光発電を中心とした売電事業を共同事業化することで合意しましたのでお知らせします。
このたび、福岡県嘉麻市で合計最大出力1,248kW(1.2MW)の太陽光発電施設に着手し、今後、年間で10,000kW(10MW)を目処に九州全域で事業推進してまいります。

 SPCで開発するプロジェクトは、九州全域を対象とした太陽光発電施設です。昨今、全国において大規模な太陽光発電施設用地の確保競争が激しくなる中で、両社は九州一円での営業ネットワークを生かし、日射量に優れる九州地区にて1カ所当たり2,000kW(2MW)未満の発電施設用地の確保を目指します。所要資金は、発電施設ごとに地域金融機関からノンリコースローン(非遡及型融資)にて80%程度を調達する計画です。
また、発電施設の設計から施工、運転開始後の設備の管理・運営までを九電工が一括して担うことで、企業や自治体などの土地所有者や電力会社などとの円滑な協議を進め、事業展開を加速化させていきます。

 九電工とオリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、2011年11月、九州地区での両社の一層の事業拡大を目的に、戦略的パートナーとして協業を推進することで合意するとともに、2012年1月に九電工の100%出資会社であったキューコーリース株式の90%をオリックスが取得し、共同事業化を開始しました。
 
 キューコーリースと九電工は、今後も、九州地区を事業基盤として、再生可能エネルギーをはじめとしたエネルギー関連事業を積極的に共同展開してまいります。

■特別目的会社(SPC)の概要
会社名 株式会社九州エターナルエナジー
所在地 福岡市中央区天神2丁目3番36号
事業内容 再生可能エネルギーによる売電事業
出資会社 株式会社キューコーリース(70%)、株式会社九電工(30%)
■事業計画概要/福岡県嘉麻市
所在地 福岡県嘉麻市漆生
出力規模
(モジュール容量)
1,248kW(1.2MW)(予定)
設置面積 約24,000m2
パネル設置枚数 7,800枚(予定)
年間予想発電量
(初年度販売ベース)
136万kWh(予定)
一般家庭約380世帯分の年間消費電力に相当(*)
施工会社 株式会社九電工
運転開始時期 2013年6月売電開始予定

(*)1世帯当たり3,600kWh/年で算出。出典:電気事業連合会「電力事情について」

■予定事業計画(2013年度開発着手見込み)
開発場所 出力規模(モジュール容量) 年間予想発電量 売電開始予定
福岡県宮若市 1,281kW(1.3MW) 140万kWh 2013年9月
長崎県諫早市 1,274kW(1.3MW) 140万kWh 2013年7月
〃 南島原市 1,488kW(1.5MW) 165万kWh 2013年7月

お問い合わせ先

<本件に関するお問い合わせ先>

オリックス株式会社 グループ広報部 石井・柴田 TEL : 03-5419-5102
株式会社九電工 総務部広報グループ 大場 TEL : 092-523-1691
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