ニュースリリース

中国最大手販売会社と自動車リース合弁会社を設立
~新車販売台数世界NO.1の中国市場で自動車メンテナンス付きリース事業を展開~

2012年04月05日

オリックス株式会社

 オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、このたび、中国最大手の自動車販売会社「庞大汽貿集団股份有限公司」(以下「Pang Da社」)と戦略的事業提携で合意し、中国に合弁で自動車リース会社を設立しますのでお知らせします。中国におけるNO.1の自動車リース会社を目指します。

 本年4月中を目処に、「庞大欧力士(中国)汽車租賃有限公司」を設立し、オリックスの中国現地法人「欧力士(中国)投資有限公司」(以下「オリックス中国本社」)とPang Da社がそれぞれ50%出資します。新会社の資本金は3億元とし、今後、事業ライセンスを取得の上、事業を開始します。

 Pang Da社は、1988年創業の自動車販売、メンテナンス、自動車保険代理業、中古車販売などを行う、上海証券取引所において上海A株に株式公開した初めての中国系自動車関連総合サービス企業です。Pang Da社は、中国26の省に約1,100ヵ所におよぶ販売・メンテナンスネットワークを有し、中国最多となる国内外約90ブランドの車種を取り扱っています。2010年度の販売台数は47万台と中国第一位の実績を誇ります。

 本合弁事業により、Pang Da社の幅広い事業基盤に、オリックスグループが世界各国で培ってきた自動車リースに関するノウハウを融合させることで、今後さらなる拡大が見込まれる中国の自動車リース市場で付加価値の高いサービスをご提供してまいります。また、これを機に中国市場のニーズに合わせた車両管理ビジネスなどの新しいサービスも検討してまいります。

 2011年の中国の新車販売台数は、1,850万台と高い経済成長を背景に3年連続で世界第一位を維持し、一国の年間販売台数として史上最多を記録しています。日本における2011年の新車販売台数は421万台であることからも、中国の自動車マーケットは規模が大きく、世界から有望視されています。
 一方、中国のリース車両規模は、自動車保有台数に対して現状では1%にも満たないといわれており、自動車リース市場の成長余地は大きいものと考えられます。

 オリックスは、1981年に中国における最初の拠点を開設して以来、日本および海外展開で培ってきた経験やノウハウを活用して中国で金融サービス事業を展開してきました。2009年12月にオリックス中国本社を設立、その後オリックス中国本社は、中国政府より「地域本部」としての認定を取得し、中国でリース、レンタル、事業投資などのビジネスを積極的に展開しています。また、オリックスは、現在日本を含む世界19ヵ国・地域で自動車リース事業を展開し、各国の市場やニーズに応じた専門性を培ってきました。

 オリックスは、今後も有望な中国市場において事業拡大を推進するとともに、さらなるプレゼンスの向上を図ってまいります。

合弁会社概要
会社名 庞大欧力士(中国)汽車租賃有限公司
(英語表記:Pang Da ORIX(China)Auto Leasing Co., Ltd.)
所在地 中国・天津市
事業内容 自動車リース
オリックス中国本社概要
会社名 欧力士(中国)投資有限公司
(英語表記:ORIX(China)Investment Co.,Ltd.)
設立 2009年12月
所在地 中国・遼寧省大連市
事業内容 リース、エクイティ投資、その他金融サービス
Pang Da社概要
会社名 庞大汽貿集団股份有限公司
(英語表記:PANG DA AUTOMOBILE TRADE CO., LTD)
設立 1988年
上場 上海証券取引所A株上場(2011年4月)
所在地 中国・北京市
従業員数 31,640名(2011年6月末時点)
事業内容 自動車販売、車両メンテナンス、中古車販売、自動車保険代理、カー用品販売
中国26の省に約1,100ヵ所の拠点ネットワークを保有

お問い合わせ先

<本件に関するお問い合わせ先>

広報部 似内・堀井 TEL : 03-5419-5102
このリリースのPDF版を見る

2012年のニュースリリース一覧へ

ページの先頭へ

ページの先頭へ