ニュースリリース

オリックスグループ 2023年 年頭所感(グループCEO:井上 亮)

2023年01月04日

オリックス株式会社
取締役兼代表執行役社長・グループCEO
井上 亮

 新型コロナウイルス感染症拡大が終息せず、日本においては景気の回復に水を差すような状況が続いております。
 加えて、円安・エネルギー価格の高騰によるインフレの加速、サプライチェーンの混乱、米国の金利上昇に伴う世界的な景気後退の予兆、ロシア・ウクライナ紛争による地政学的なリスクの上昇などが懸念され、2023年も課題の多い年になると考えております。
 オリックスグループは、過去においても外部環境の大きな変化から生じる多くの問題に対処しながら、成長を継続してきました。今後もこの路線を維持していく所存ですが、今暫くは、慎重姿勢を基本とした経営を行っていくことが重要であると考えております。 

 オリックス・バファローズが、一昨年はリーグ優勝、昨年度は日本一になりました。今年度も、その勢いで頑張って頂きたいと願っております。

 本年1月より、管理部門における本部制を廃止し、「財経本部」「グループ人事・総務本部」「法務・コンプライアンス本部」「投融資管理本部」を、「グループ戦略部門」「コーポレート部門」「リーガル部門」に再編致しました。
 中長期的な企業価値向上に向けた経営戦略を実現していく為には、営業部門と管理部門が両輪となって経営課題に対処し、横断的・機動的に関与していくことが肝要と考えております。より積極的に、営業部門と管理部門が密接なコミュニケーションを取ることで、世界的なガバナンス改善要求に対して、適切に対処していく所存であります。

 2020年より重点項目と位置付けているESG対応が功を奏して、ロンドン証券取引所のグループ企業である「FTSE Russell社」より「ESG評価の高い企業」の1社と認定され、かつ、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が採用するESG指標の5つの指数全ての構成銘柄に選定されました。

 ESG関連の重要課題である「GHG排出量削減目標」「女性取締役・女性管理職比率目標」「気候変動関連リスク情報開示の拡充」などを通じて、オリックスグループは、ESGの側面においても、確固たる地位を築いていきたいと考えております。

お問い合わせ先

グループ広報・渉外部 金岡・長谷川 TEL:03-3435-3167

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