ビジネスを知る

レンタカー本部
レンタカー統括部
部長

レンタカー事業について

―まず、オリックス自動車のレンタカー事業の特徴について教えてください。
オリックス自動車の乗用系レンタカー事業は、「オリックスレンタカー」ブランドで展開しています。レンタカー業界では2位の規模を誇り、乗用系レンタカーの拠点数は全国で979拠点に上ります(2016年3月末時点)。当然ながらオリックスはメーカー系ではないため、国産車、輸入車に限らずさまざまな車種ラインアップを取りそろえることができ、これも特徴の1つと言えます。強みとしては、オリックスグループが持つ営業ネットワークを生かせることも挙げられますが、オリックス自動車がレンタカー事業だけでなく、リース事業、カーシェアリング事業、中古車販売事業など、自動車関連サービスを自社内で幅広く展開しているところも特徴だと思います。例えば非常に伸びているU-Car(中古車)事業は、もともとレンタカーで使っていた車を一般のお客さまにご提供しようという考えから始まっています。これにより人気の車種をレンタカーに投入し、早期に品質の良い人気の中古車を提供することができるサイクルが構築できました。この他にも、レンタカー車両を法人向けオークションや入札会に出品したりもしています。このように、レンタカー事業と他の事業を組み合わせて新たなサービスを創造していけ環境が自社内にあることは、大きな優位性だと考えています。
―森さんのお仕事についてもお聞かせください。
オリックス自動車のレンタカー事業は、当社直営の店舗運営(北海道、沖縄、東京の一部エリア)と、フランチャイズ展開により他企業さまに「オリックスレンタカー」ブランドでビジネス展開をしていただくFC店舗運営(他エリア全般)があります。私の業務は、『統括部』という部署名のとおり、直営店舗とFC店舗を含めたオリックスレンタカー全体の事業方針を考え、各部門と調整を図る役割を担っています。『来季はこんなことにチャレンジしてみよう』『優先的に解決すべき課題は何か』ということを常に念頭に置いて仕事をしているので、非常にスケールの大きな仕事を任せてもらえていると感じます。

今後のビジネスの展望について

―現在のレンタカーのマーケットについてどのようにお考えですか。
レンタカーのマーケットは、一般的には成熟しているように認識されていますが、実はさまざまなチャンスがあると思います。現に、国内のレンタカー台数は、全国レンタカー協会や国土交通省の統計を見ましても、4年前に約40万台であったものが今は60万台を超えそうな勢いで増加しています。(2011年3月末425,683台(出展:全国レンタカー協会)、2015年3月末597,097台(出展:国交省))
例えばここ数年『若者のクルマ離れ』といったフレーズをよく耳にしますが、それもレンタカー台数が伸びている理由の1つです。昔は「レンタカーは『わ』ナンバーになるので、恥ずかしい…」という意識を持つ方が多くいらっしゃいましたが、時代とともに考え方が変化し、今は車を「所有」することが「ステータス」という時代から、車離れの環境にあって、逆に今レンタカーは、若い方にとってより身近な存在になっていると思います。これはカーシェアリングの市場が伸びている要因の一つでもあると感じられ、都市部では必要なときに「使う」ことが主流になりつつあります。これらの価値観の変化に加え、今後は東京オリンピックという明るい話題もあり、インバウンド向けのレンタカーサービスも需要が十分あると考えています。
―今後のオリックス自動車のレンタカー事業の方向性についてお伺いできればと思います。
オリックス自動車のレンタカー事業では、これまでにもさまざまな車種ラインアップでのキャンペーンや、各施設とのタイアップなど、数多くの企画も打ち出してきましたが、これからもオリックスらしい、誰も考えたことのないような新サービスを打ち出していきたいと思います。そのためにもお客さまの動向調査、マーケティングの部分についてさらに力を入れていきたいと考えています。もちろんそれにはFC店舗との連携は必要不可欠となりますので、本部の私たちが中心となってお客さまのニーズを一つ一つ丁寧に拾い上げることを心掛けています。それによってお客さまの満足につながると心からうれしいですし、FC店舗にも「オリックスレンタカー」のFCで良かったと思っていただきたいと思います。

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