ビジネスを知る

レンタカー本部
カーシェアリング部
営業統括チーム
2010年 キャリア入社

カーシェアリング事業について

―まず、オリックス自動車のカーシェアリング事業と、カーシェアリング部の業務について教えてください。
オリックス自動車がカーシェアリング事業をスタートしたのは、2002年です。子会社として日本初のカーシェアリング会社『シーイーブイシェアリング』を設立し、2007年に統合しました。リースとレンタカーという従来の事業ではカバーできない、短時間のレンタルという分野にお客さまのニーズを察知し、他社に先駆けてチャレンジしました。現在、個人と法人の両方を対象に、「オリックスカーシェア」のブランド名で首都圏、中部、関西、沖縄エリアで展開しています。

カーシェアリング部の業務は、カーシェアリング事業全体のコントロールをはじめ、車両の管理、駐車場の開拓が中心です。その中で私が所属する営業統括チームは、事業計画の企画管理、システム企画運用、外部委託管理などを担当しており、営業部門に対して「このようなニーズがあるのでこういう提案の仕方をしてほしい。」といったアイデアを出すなど、マーケティング活動も行っています。
―昨今、カーシェアリングの看板をよく見かけるようになりました。社会的なニーズや傾向をどう捉えていますか?
実際、カーシェアリングのステーション数は増加する傾向にあります。そのうえ、個人だけではなくカーシェアリングを利用する法人も増えています。その背景にあるのが、シェアビジネスの流行だと思います。モノを自分で所有することがステータスだった時代から、ライフスタイルに合わせて効率的に使用する時代へと、価値観が変わってきています。その変化に伴い、シェアビジネスのニーズが高まってきたと言えるでしょう。

また車に関するシェアビジネスには、車を共同所有するパターンもあればレンタカーを借りるというパターンもあります。タクシーも、見方を変えれば運転手付きのシェアカーと言えます。いろいろなシェアの形がある中で、経済性が重視される傾向があり、たとえば「オリックスカーシェア」なら15分200円で利用できます。短時間でも利用でき、しかも安く手軽に乗れるという点が、カーシェアリングの需要拡大の要因だと思います。

今後のビジネスの展望について

―事業を順調に成長させてきたオリックス自動車のカーシェアリング事業ですが、その強みはどのようなところにありますか?
もともと法人のお客さまが多かったことです。そして、リースやレンタカー、マイカーリースなど、カーシェアリングだけではなく、さまざまなサービスの中から自動車を利用するニーズに合わせて提案できることが強みになっていると思います。実際、弊社のサービスを利用していただいている多くのお客さまは、リースやレンタカー、カーシェアリングを状況に応じて使い分けています。お客さまが、そのときのベストな選択ができるというのは大きな魅力ではないでしょうか。

実はカーシェアリングというのは、競合他社との差別化が難しい事業です。カーシェアリングは無人のサービスで、対面で接客する機会はありません。お客さまとの接点は基本的には車のみ。取り扱っている車種や、予約システム、料金に、会社による違いはほぼありません。多くの個人のお客さまは、自分の家からの距離を重視して、利用する会社を決めていると考えられます。そのような中で効果的に差別化できるのが、法人向けのトータルな提案なのです。実際に私たちの調査では、法人向けの利用においては、業界トップクラスを誇っています。
―今後、カーシェアリング事業をどのように進化をさせていきたいですか?
カーシェアリング事業は、無人のサービスなので他社との差別化が難しいことに加え、顧客ニーズを拾い上げるのも難しい事業です。そこで私たちが利用しているのは、お客さまアンケートと、社内情報の収集です。新規のお客さまにアンケートをお願いしてご要望を伺ったり、普段から社内のいろいろな人たちの「声」を拾うようにしています。そこから改善点を見つけ、社内の力を借りながらより良いサービスにしていきたいと思います。

そして市場の可能性を考えると、カーシェアリング事業はまだまだ拡大中です。市場が拡大していることに甘えず、さらにお客さまが増えるような新しいサービスや仕掛けにも積極的にチャレンジしていきたいです。そのためには、事業を統括するチームとして、2年後、3年後、さらにもっと先の長期的な視点が大切になってきます。IoTや自動運転などの勉強会や講演会には、メンバーを連れて積極的に足を運んでいます。マーケットを今後どう伸ばしていくか、自動車総合サービス会社として、力が試されると思っています。

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